超富裕層クロロの日常

どうもクロロです。
Netflix独占配信『愛の不時着』の感想です。

自分がこのドラマを観たキッカケは、「イカゲーム」「梨泰院クラス」「愛の不時着」が韓国ドラマさらにはNetflixにおける３大作品だと、ホリエモンのビジネス系の動画で聞きつけたからです。

イカゲームと梨泰院クラスはめちゃくちゃ面白かったので、愛の不時着もきっと面白いと思って観ることにしました。

結論として、とてもツマラナカッタ・・という感想です。

世間では大ヒットとなったようですが、受け付けない人には受け付けないドラマであると聞いていたので、その理由が分かりました。

全16話くらいだったかな？
面白いドラマであれば観るのが止まらなくなるのですが、愛の不時着においては観るペースがかなり遅く、飛行機の移動中など暇でどうしようもない時を中心に観たので、観終わるまで1ヶ月半以上かかりました。

3話目くらいだったかな？

漁船で国境を越えようとする時に、警備隊に見つかった時にキスで誤魔化すシーンがあったんだけど、あれを観た時にヤバい予感がしました。

・・これは完全に少女漫画なんだなと。

別に少女漫画を否定するわけではないんですが、ちょっと観ていてイラッとするシーンがかなり多い。

それは、初期におけるセリとジョンヒョクの恋愛感情云々の意地の張り合いのやり取りで、観てて笑えないんですよね。
「面倒くせえええええええ・・・」となります。

あと、基本的にセリのキャラが嫌いで、セリをかくまっているジョンヒョクの部下が、少佐から暴行を受けてもそれを吐くことなく、顔中殴られたアザだらけでセリと食事をしている時に、その御礼にセリが指をハートの形にしてジェスチャーすることがあったんだけど、それも笑えることなく逆に殺意を感じました。

そうなんです。

基本的にセリの行動や仕草が笑えないんですよね。
観ててイラッとしかしませんでした。

あと、嫌いだったのはジョンヒョクの家の集落において、人民班長の女や大佐の妻などを中心に奥様同士の見栄の張り合いなんてシーンも数多くあるんですが、あのシーンは必要なのか？というレベルです。

物語に関係ないし、観てて面白くもないので、それであればあのシーンを丸々カットして14話くらいにした方が良かったと思いますね。

ここまでかなり酷評した愛の不時着なんですが、いいなと思ったシーンもありました。

その一つは後半の北朝鮮から韓国に舞台を移すシーンなんですが、閉鎖的な北朝鮮から雰囲気はガラッと変わりジョンヒョクやその部下が韓国の社会に触れる描写はそこそこ面白かったです。

いや、その一つ一つの脚本はやはり面白くないんだけど、閉鎖から開放に変化する展開が良いなと思えました。

そして、焼肉を食べるシーンがあるんですが、これがマジで旨そう。
流石、セリは女社長で金持ちということもあって、いい肉食ってます。

さらに、このシーンも良かった。

みんなでオリーブチキンという店でチキンを食べているシーンなのですが、最初はそこのテレビで放送していたサッカーの試合を気にも止めなかったのに、その試合が日韓戦だと知るや否や、大盛り上がりになって、店内の客と一体になって韓国を応援するというシーンです。

「だ～い　か　みんこく！！」

と日本語版での声優が声をあげていたのですが、相手が日本と知った瞬間ここまで盛り上がるのかみたいなｗ

まさに、サッカーや野球の国際試合において韓国は日本戦では闘志を燃やし実力以上の力を望んでくるということは、よく言われますけど、それはこのシーンを見てリアルに感じました。

それ以外にも、度々登場するスイスでのシーンがあるのですが、そこの風景のあまりの美しさに目を奪われました。

地球上にそんな美しい場所があるのか・・

ってか、まさかCGじゃあないですよね？

なお、作中に度々登場するオリーブチキンの店は、当ドラマとのプロモーション契約がなされていたようで、この作品によってビジネス的にも大成功したそうです。

ってことで、それに登場する人物もオリーブチキンを食べるシーンが頻繁にあるのですが・・

流石に、自分のことを少食姫と豪語し、セリズチョイスというファッションブランドの女社長ということで人一倍に美容に気を使っているはずのセリが、オリーブチキンをがっついて食べるということはないでしょう。

自分から観てると、セリがオリーブチキンを食べるシーンはむしろ辛そうでしたｗ

最後に、チェ・ジウは可愛かったです。

作品名	愛の不時着
娯楽性
斬新性
役者
映像
音楽
総合点	60 点 (点数配分)