福寿草|感想・評価

どうもクロロです。
U-NEXT『福寿草』の感想です。

福寿草ドラマ

このドラマは全部でなんと108話もあります。

それを知った時点で「そこまで長いの見てられるか!w」となりそうだが、逆に言えば108話も続くほど面白く人気を博したドラマだったとも言えるので見てみる価値はあると思い視聴することに。

韓国での放送は2012年2月17日からだったので、今から10年も前のドラマとなる。

その時期はちょうどガラケーからスマートフォンに世の中が移行していた時期だったので、30話くらいまではガラケーで、その先はスマートフォンを登場人物はいじっていた。

福寿草

物語は主人公が刑務所に入れられるまでの前半パート。
刑務所から出所して復讐する後半パートに分けられる。

いずれのパートも面白く最後まで楽しめたのだが、その重要な役割を担ったのが悪役チェ・ユラ(ユン・アジョン)の鬼畜ぶりであるといえよう。

▽チェ・ユラ(ユン・アジョン)
福寿草

主人公に産業スパイの濡れ衣を着せたり、ひき逃げ犯に仕立て上げて投獄したり、主人公が獄中出産して孤児院に預けた子供をすり替えたり、主人公の母親を崖や海に突き落としたりと、その他の軽犯罪も数知れず、凄まじい数の犯罪を犯しまくっている。

それによる前半パートの絶望と後半パートの復讐によるスリリングな展開はベタだが、娯楽としては良いできだと思う。

福寿草

ヤバかったのは演出のショボさであり、あらゆるシチュエーションにおけるエキストラの少なさであったり、金の掛かるロケを避けているのかスタジオ内での同じインテリアでの撮影が多かったりと、挙句の果てには撮影中に虫が飛んでそれがシーンに入ってきてもお構いなしである。

108話も続く人気があった一方で、撮影費に工面していたということが伝わってきたのだが、そういった演出のショボさも途中から慣れてしまって笑えてくる。

作品名 福寿草
娯楽性
斬新性
役者
映像
音楽
総合点 47 点 (点数配分)

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