バグダッド・カフェ|感想・評価

どうもクロロです。
U-NEXT『バグダッド・カフェ(1987西独)』の感想です。

バグダッド・カフェ

どこかで一度、聞いたことがあるようなタイトルでありかなり有名な作品です。

ジャンルはミニシアター系ってことで、見ておいて損はないと思い鑑賞することに。

結果として、なぜヒットしたのかが分かる良作でした。

バグダッド・カフェ

最初の50分くらいは退屈です。

太った厚化粧の中年女性が行く宛もなく放浪します。
偶然見つけた、カフェと隣接したモーテルにいた黒人の女主人はとても不機嫌で周囲の人に対して怒鳴り散らしています。

▽本作の主人公。バグダッド・カフェのモーテルに住み着く
バグダッド・カフェ

▽ブレンダ。バグダッドカフェの女主人。子育てと店の経営難のために常に機嫌が悪い
バグダッド・カフェ

他に綺麗な女優はいくらでもいるんでしょうが、この映画では醜い中年女性を延々を見せられます。
しかも、ストーリーはかなりゆったり目かつ、どこにでもありがちな日常でのやり取りを題材にしたものなので退屈です。

なので、ある種の拷問に近いとも感じ取れます。

それほど前半は微妙なものでしたが、それでも風景画を見ているかのような如く「何となく見てしまう」映画です。

というのも、砂漠の中にポツンと存在したモーテルのロケーションであったり、そのモーテルはかなりオンボロなんですがエメラルドグリーンの使い方が美しかったりと、ストーリーは単調なんですが見せ方が上手く、センスが卓越されているので、単純に退屈なわけではなく部分部分が印象深いんですよね。

特に、ストーリーの合間に宿泊者の1人がブーメランを投げるシーンがあるんですが、そのシーンが話の合間に度々挿入され「あのブーメランには何か意味があるのか?」と思いきや、ストーリーの流れの心地良さを感じてもらう為に良く考えられた演出なのだと見終わった時に感じました。

開始50分過ぎから、主人公を取り巻く環境がじわじわと変化しかなりストーリーに引き込まれていきます。

で、見終わったあとは「いい映画だった」と思える作品でした。

自分が気に入ってるシーンは「ブーメラン」の他に、結婚を申し込まれた主人公の最後に返す言葉ですね。
まあ、あのラストシーンを好きな人はかなり多いのではないでしょうか。

作品名 バグダッド・カフェ
娯楽性
斬新性
役者
映像
音楽
総合点 62 点 (点数配分)

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