プリズンブレイク シーズン1|感想・評価

どうもクロロです。
ディズニープラス独占配信『プリズンブレイク シーズン1』の感想です。

プリズンブレイク シーズン1

本国アメリカでの放送期間は2005年8月29日~2006年5月15日。
今から17年前の海外ドラマ。

ジャンルは脱獄物であり、その設定を聞いただけでツマラナイわけがありません。

プリズンブレイク シーズン1

主人公はとある目的で脱出不可能と呼ばれる刑務所にあえて収監される。

実はその刑務所の設計に携わっており、それを逆手に取って脱獄を企てるわけだが、その為に必要な刑務所の設計図を体中にタトゥーとして刻んでいる。

プリズンブレイク シーズン1

一人で脱獄するのは不可能なので、刑務所内で必要な仲間を集めていくのだが、刑務所内だけにマフィアや殺人鬼や精神異常者など問題のある奴が多く揉め事が絶えない。

ほとんどの計画が上手く運ばず、毎回視聴者をヒヤヒヤさせ物語に熱中させていく。

プリズンブレイク シーズン1

脱出に必要な最後のピースとなるのが、女医のサラ・タンクレディ。
彼女は女医として刑務所内の診療所で勤務しているのだが、主人公が接触して「今夜脱獄するので診療所の鍵を掛けないでくれ」と懇願する。

通常であれば、当然そんなことに応じるはずはないのだが、その時点で主人公と心を通わせつつあったサラは悩んだあげく診療所の鍵を空けたままにしてしまう。

プリズンブレイク シーズン1

そのシーンが個人的に好きで、マンハッタンのような場所での夕焼けシーンで葛藤する描写が味わい深かった。

しかも、そのシーンではマッシブ・アタックのティアドロップがBGMで流れており、かなり痺れた。
娯楽性だけの海外ドラマだと思いきやシーンにおいてはセンスを感じた。

ようやく明日脱獄という脱獄前夜は、それまで何話も挟んで下準備してきた主人公の姿(またはメンバー)を見てきた視聴者も同じ気持ちになる。
結果として脱獄に成功しシーズン1は幕を閉じる。

ハズレがない脱獄をテーマにしたストーリー。
登場人物も個性的で純粋に楽しめます。

この後のシーズン2・3・4でハラハラドキドキ感も麻痺してくるが、この時点ではハラハラドキドキします。

作品名 プリズンブレイク シーズン1
娯楽性
斬新性
役者
映像
音楽
総合点 62 点 (点数配分)

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